ミネラルウォーター(水)の賞味期限は10年?いつまで飲めるが徹底解説

この記事では、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、オンラインショップで購入することができる飲料水(ミネラルウォーター)の賞味期限について詳しく解説します。

地震など災害に備え、防災グッズの一つとしてミネラルウォーターを家や会社に備蓄している方は少なくないでしょう。知らない間に、賞味期限が切れていることもありますよね。

今回は、賞味期限が過ぎたミネラルウォーター(飲料水)は飲めるのか、何年までなら「飲める」のか、それぞれわかりやすくお伝えします。

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ミネラルウォーターは賞味期限が過ぎても飲める

結論からお伝えするとミネラルウォーター(飲料水)は、賞味期限が過ぎたとしても飲むことができます。

と言っても、賞味期限が過ぎている場合は飲むのに抵抗がありますよね。それでは、なぜ飲むことができるのか理由を説明します。

水は品質が劣化しない

ペットボトルなどで販売されているミネラルウォーター(飲料水)は、製造工程で、濾過や加熱が行われており、雑菌が完全に取り除かれている状態で容器に密閉されます。

雑菌が完全に取り除かれている水は、未開封の場合、理論上はありません。ペットボトルのキャップ部分で賞味期限を確認することができますが、賞味期限が長いのはこの理由を大きいです。

しかし、未開封だったとしても保管環境が直射日光に当たったり、高温高湿の場合は、雑菌が含まれない水だとしても悪くなる可能性があります。

通常の場合であれば、未開封の状態のミネラルウォーター(飲料水)は何年経っても賞味期限を気にすることなく飲むことができます。

そんな永久に腐ることはないミネラルウォーターですが、なぜ賞味期限が表記されているのでしょうか?その理由について次で説明します。

水の賞味期限が記されている理由

コンビニエンスストアやAmazonなどのオンラインショップで購入することができる水の賞味期限は、2年程度です。これはペットボトルのキャップ部分やボトム部分で確認することができます。

前述では、「水(ミネラルウォーター)は腐ることはない。賞味期限を気にする必要はない」と伝えてきましたが、賞味期限が表記されてます。

賞味期限が表記されている主な理由は以下の2つです。

  • ミネラルウォーター(飲料水)の賞味期限ではない
  • 水に匂いが移るから

それぞれ詳しく解説します。

ミネラルウォーター(飲料水)の賞味期限ではない

ミネラルウォーター(飲料水)が入っている容器(ペットボトルなど)に表記されている日付は、実は賞味期限ではありません。

あの日付は、表示している内容量を確保することができる期限です。ペットボトルなど飲料水の容器は、通気性があるため、長期間保存している場合は、少しずつ容器を通じて水が蒸発します。

そうなれば、内容量が次第に減って行きますよね。蒸発により表記している内容量より少なくなります。

「内容量を確保できる期間」の表記は法律で決まっている

先ほどから容器に記されている期間は、「内容量を確保できる期間」だとお伝えしていますが、それを表記することは法律で決まっているからです。

日本の新食品は、様々な法律(食品衛生法やJAS法、食品表示法など)を守らなければ販売することはあできません。

その法律で定められている一つに「計量法」と呼ばれる法律があります。

内容としては、計量の基準を定めて、消費者が損をしないようにするための法律で、内容量より少ない場合は、計量法違反となります。

この計量法により表記されている「内容量を確保できる期限」について、2018年7月3日付けの産経新聞の記事において、日本ミネラルウォーター協会の事務局長は「水の賞味期限は、表示された容量が確保できる期限であると説明しています。

どれくらい少なくなると計量法違反?

計量法では、内容量によって基準が異なります。内容量が100〜500ミリリットルの場合は、2%の誤差までは認められます。ですから、500ミリリットルの場合は10ミリリットルまでは計量法違反となりません。

また、1000ミリリットル(1リットル)以上の場合は、誤差の範囲が1%となります。2リットルの場合、20ミリリットルまでは計量法違反となりません。

水に匂いが移るから

ミネラルウォーター(飲料水)の容器に賞味期限が表記されている理由2つ目は、ペットボトルの容器に関係があります。

陽気であるペットボトルなどプラスチックの素材は期待透過性があるので、ごくわずかではありますが、水が少しずつ蒸発します。

ですから、長期間に渡り保管している場合は、わずかに陽気の外部の匂いが中身に移ることがあります。

例として、水が入ったペットボトルの容器を、洗剤などの同じ場所で長期間保管していると、洗剤の香りがペットボトルの中の水に移ることが挙げられます。

元々ミネラルウォーターは無味無臭のため、少しでも匂いがつくとすぐに気づけます、匂いがつくと飲むのに抵抗が出る方もいると思います。風味を損なわないように、飲める期間として賞味期限を記しています。

一般用と非常用のミネラルウォーターは何が違う?

ミネラルウォーター(飲料水)は、前述の通りスーパーマーケットやコンビニエンスストアで気軽に購入することができますが、種類は一般用と非常用があります。

一般用と非常用では、内容の水ではなく、中身を保管するための容器の素材が異なります。

一般の場合の容器は、柔らかくペラペラしている素材ですが、一方で非常用の飲料水の容器は、炭酸飲料が入っているような分厚い素材のもので、その上、特殊なコーティングが施されているので、自然に蒸発しにくくなっています。

容器が丈夫になることで、蒸発を防ぎ、長期にわたり匂い移りなどの心配がなくなります。

ミネラルウォーター(飲料水)を正しく保管する方法

非常用の災害に備えるためのミネラルウォーター(飲料水)ではなくて、一般に販売されているものでも正しく保管することで長期間美味しく飲むことが可能です。

正しく飲料水を保管するためのポイントを以下にまとめました。

  • 直射日光が当たらない場所に保管する
  • 高温多湿の場所を避ける
  • においが強いものと一緒に保管しない
  • 厚みのあるしっかりとしたボトルを選ぶ

上記のポイントのほか、保管するペットボトル(容器)はできるだけ厚みのものを選び、直射日光や匂い移りを防ぐために段ボールなどに入れると良いでしょう。

まとめ

今回は、賞味期限が過ぎたミネラルウォーター(飲料水)は飲めるのか、何年までなら「飲める」のか、それぞれわかりやすくお伝えしました。

ミネラルウォーター(飲料水)は賞味期限を過ぎても飲むことができます。しかし、長期間保管するとなると蒸発したり匂いが移ることもあるため、長期間保管する場合は正しい保管方法を実践してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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