この記事では「ここをキャンプ地とする」の元ネタや意味、使い方についてそれぞれ詳しく紹介します。
ここをキャンプ地とするとは
「ここをキャンプ地とする」は、北海道テレビ放送(HTB)の大人気番組「水曜どうでしょう」で放送された「ヨーロッパ・リベンジ」内で登場したセリフです。
ここをキャンプ地とするの意味
「ここをキャンプ地とする」の本来の意味としては、「キャンプに適した場所を発見したので、ここでテントをはってキャンプをしよう」となります。
しかし、このセリフが発言されたのは「宿泊先が探したけど見つからず、道端に野宿するしか選択肢がない」というシチュエーション苦肉の決断から生まれたものです。
道端に野宿しなければいけなくなった理由
「水曜どうでしょう」の番組の企画でヨーロッパを旅している途中、ドイツのザバブルグからその日に宿泊する宿を探そうとしている時に、人気タレントの大泉洋と番組のディレクターである嬉野Dが「宿を探す前に飯を食わせろ」と主張したことで、先に食事を取ることになりました。
晩ご飯を食べるためにレストランに入店しましたが、その時すでに午後8時で、食事を終えたのは午後10時過ぎで、そこから宿を探したのですが、午後10時を過ぎているのでなかなか見つかりません。
番組ディレクターの藤村Dは「午前0時までに泊まるための宿が見つからなければ、野宿する」と宣言したので、出演者一行は必死で宿を探しましたが、午前0時を迎えてしまい、結局野宿することになります。
そして、藤村Dは、宿探しより食事を優先した大泉洋や嬉野Dを含む3人に対して「おい、この馬鹿野郎。よく聞け。いいか、ここをキャンプ地とする。」と発言したのでした。
大泉洋等出演者一行が野宿をしたのは真冬のドイツで、ドイツの気温は東京と比べると8度ほど低いので、さぞ寒かったことでしょう。
ここをキャンプ地とするが生まれた元動画
真冬のドイツで野宿することになった大泉洋含む4人は、ディレクター2人がテント、タレント2人が車内と分かれて一晩過ごすこととなります。
車内は外と比べると幾分寒さがしのげると思いきや、車の鍵をディレクターが持っていたので、車のエンジンをかけることも開けっぱなしの窓を閉めることもできず、寒さの中朝を迎えることになります。
ここをキャンプ地とするの使い方
大泉洋さんが出演する人気旅番組「水曜どうでしょう」の企画内で藤村Dが発言した「ここをキャンプ地とする」は、その後、番組を視聴していた人がインターネット上に書き込んだことで人気となり、キャンプ好きのキャンパーたちがよく使用する言葉となりました。
ここをキャンプ地とするの後の旅
「ここをキャンプ地とする」という伝説のセリフが誕生したのは、大泉洋と嬉野Dが宿泊場所より夕飯を主張したことが原因です。
この出来事の時に伝説のシチュエーションも生まれています。それは、深く反省した大泉洋は、「水曜どうでしょう」番組内で初めて自分が悪いと謝罪したというものです。
この出来事がきっかけとなり謝罪した大泉洋は、ヨーロッパ・リベンジ以降の旅の鉄則として、食事より宿という項目が追加されました。
なお、ヨーロッパ・リベンジの旅行が始まる前までタレントたちには行き先を内緒にしていたこともあり、真冬のドイツに行くのに、冬用の衣服を持ち合わせておらず、半袖・半ズボンしか用意していませんでした。
その結果、大泉洋さんはお笑いコントで使用する王子様の姿をするためのコスプレタイツを着用して寒い夜をしのぎました。翌朝の大泉洋さんの表情から、王子様のコスプレは寒さをしのげるものではなかったと考えられます。
一方、ディレクター2人はあらかじめ真冬のドイツに行くことを知っていたので、万全の用意でドイツに向かいました。藤村Dは極寒用のシュラフ(寝袋)を持ち込み、寒い夜だというのに、寝汗をかいたというから驚きです。
まとめ
今回は、「ここをキャンプ地とする」の元ネタや意味、使い方についてそれぞれ詳しく紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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